続きまして、足回りのリビルトです。このようにリフトＵＰした
状態で まず 判りますのが フロントサスペンションのロアー
アームです。 前後に押すと ガタん がたんと動きます。
ですので これでは 車検受け時に 検査官は だませても
走行フィーリングは 全然駄目です。写真のように 左右から
ブッシュが 圧入された 形状です、たかが・・と思うかも知れ
ませんが・・１個１３０００円以上する物で 片方２つ使用します、
フロント左右で 合計４こになります。
これを 交換するには 古い物を焼きながら、プレスで抜きます。
結構、大変です。
あと フロント回りの最終チェックは 走行しての異音＆ガタを見ます。
加重を掛けて走行しないと フロントのアッパーアームベアリングとか
、ロアーボールジョイントの不都合は 判りにくいです。再度分解する
場合もあります。
後は ＬＨＭリターンパイプです、通称オクトパスとも言いますが
エンジンが載った状態では交換しにくい所は この際、交換します。
ほとんどが駄目な場合が多いです。写真は一部です、他は細切れです。
ステアリングラックのシリンダー、シールなどを組み上げまして、車体に
返りました。例に漏れず 当方の通常作業です、オプションではありません。
